1年ほど前から、小さな小さな家を建てるための土地を探していました。
建ててくれる会社と設計士さんは決まっていて
ちょうど良い土地さえ見つかればプチ移住計画は順調に進むはずでした。
ちょうど良い土地さえ・・・
これがなかなか、そう簡単に出逢えない現実に気付きはじめます。
まぁ、当然ですよね。
小さな家を建てるための小さな土地であればそれでいいのか?といえば
そういうものでもなく
・海と川から離れている(ハザードマップをクリア)
・標高100m以上
・敷地面積80坪~100坪(畑を作るため)
・生活するイメージの出来る地域(自治体が機能している)
・予算以下であること(1000万円)
という最低条件はクリアしたいので
どれかひとつでも欠けていたら決断には至らないのですから。
あちらを立てればこちらが立たず
帯に短しタスキに長し
さまざまな土地に足を運んでみましたし
自分たちで判断できなければ建築士さんに確認してもらいましたが。
これって、今は時期じゃないということなのかしら・・・
探し始めてそろそろ1年、さすがに疲れて、土地探しはしばらくお休みしようと考えていた頃に
建築士のイッチ氏から「ここはどうだろう」というメールを頂きました。
農地転用の手続きが必要だけど、条件はすべてクリアしている土地です。
水害・土砂災害の心配なし
標高238m
1000万円以下
分筆してもらえば100坪くらいになりそう
◎◎駅から車で30分の程よい田舎
何気に嬉しいのは下水が通っている地域であることでした。
われわれの予算で100坪の土地が購入できるエリアは浄化槽の地域がほとんどなのです。
もともと畑だった土地のため道路との高低差あるがコストをまかなえるほどの坪単価の安さで、イッチ氏が注目したのもこの部分でしょう。
土地の傾斜や高低差は資産性を考えるとデメリットになりますが
売るつもりは毛頭ありませんし
土地が道路より高い分、見晴らしが良く解放感があって気持ちが良い。
空が、空がこんなに広いとは。湘南に住んでいた頃は空が四角かったのです・・・
さあ、どうしよう。